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上衣
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コート
ふりがな文庫
“
上衣
(
コート
)” の例文
それに、仲なか
確固女
(
しっかりもの
)
の証拠には、
上衣
(
コート
)
の中に三千弗の紙幣を縫い込んで来るようになどと、誰にでもおいそれと浮かぶ智慧ではない。有難い。
斧を持った夫人の像
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
あとはネクタイ、ズボン、
胴衣
(
チヨツキ
)
、
上衣
(
コート
)
、と苦もなく着せられ、白の
手套
(
てぶくろ
)
は胸のポツケツトに半分出して入れて置くものと教へられて、此れで装束は一先づ成りぬ。
燕尾服着初めの記
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
教壇に立ツても、調子こそ細いが、
白墨
(
チヨーク
)
の粉だらけになツた手を
上衣
(
コート
)
に
擦
(
こす
)
り付けるやら、時間の過ぎたのも
管
(
かま
)
はずに夢中で
饒舌
(
しやべ
)
ツてゐるやら、講義は隨分熱心な方であるが、其の割には學生は受ぬ。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
とやや
羞
(
はじら
)
い気味に、幾分愁然と
上衣
(
コート
)
の内側を裏返して見せた。
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
紅い
上衣
(
コート
)
を着て私の行くところ
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“上衣”の意味
《名詞》
(じょうい)上半身に着る衣服。
うわぎ 参照。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“上衣”で始まる語句
上衣兜