上紙うわがみ)” の例文
密封した書状の上紙うわがみには、木曾街道垂井たるい宿しゅく御用飛脚屋ごようひきゃくやむかでやの扱いいんがベットリとおしてある。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
元より二重三重に桐油とうゆ紙につつんである。自身、秀吉は上紙うわがみをのぞき、また封を切って
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)