上方焼かみがたやき)” の例文
と奥から出ましたお村は袋物屋の女房には婀娜あだ過ぎるが、達摩返しに金のかんざし、南部のあい子持縞こもちじま唐繻子とうじゅす翁格子おきなごうしを腹合せにした帯をしめ、小さな茶盆の上へ上方焼かみがたやきの茶碗を二つ載せ
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)