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上屋
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うわや
ふりがな文庫
“
上屋
(
うわや
)” の例文
波止場
(
はとば
)
から
上
(
あが
)
って
真直
(
まっすぐ
)
に行くと、大連の町へ出る。それを真直に行かずに、すぐ左へ折れて長い
上屋
(
うわや
)
の影を向うへ、三四町通り越した所に
相生
(
あいおい
)
さんの家がある。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
やがて、お湯殿の
上屋
(
うわや
)
のあたりで、みかどのお声がしていた。「……
廉子
(
やすこ
)
を呼べ」と、仰っしゃったようである。浴後の
御髪
(
みぐし
)
やおん
衣
(
ぞ
)
の奉仕に
侍
(
かしず
)
いていた女官のひとりが
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぬれそぼつた
上屋
(
うわや
)
が黒ぐろ不気味に立ち並んでゐる岸壁の石だたみを、父は出迎への役人たちに傘をさしかけられなどしながら、手荷物を両手に、何やら高声で談笑しながら
少年
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
“上屋(貨物上屋)”の解説
貨物上屋(かもつうわや)は、鉄道駅や空港、港などに設置され、貨物の荷捌き、積み降ろし、保管などに使用される建物である。
単に上屋ということもある。倉庫との大きな違いは、壁が無いか一部の側にだけ設けられていて、大半の場合は開放構造になっているほか、柱と屋根だけの建物になっていることである。
(出典:Wikipedia)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“上屋”で始まる語句
上屋敷
上屋舗
上屋階