“万鬱”の読み方と例文
読み方割合
ばんうつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ればその足の甲から、青い膿汁うみが一升もあふれ出ているではないか。それは、またこの清澄な天界に、な人間のにおいと、っ切れた万鬱ばんうつの香気とを放っていた。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)