“万目”の読み方と例文
読み方割合
まんもく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暴風雨の朝、はたけ作物さくもつも吹き荒され、万目まんもく荒寥こうりょうとして枯れた中に、ひとり唐辛子の実だけが赤々として、昨日に変らず色づいているのである。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)