“万分”の読み方と例文
旧字:萬分
読み方割合
まんぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七日なぬかせまる戦は一日の命を縮めて愈六日となった。ウィリアムはシーワルドの勧むるままにクララへの手紙をしたためる。心がくのと、わきが騒がしいので思う事の万分まんぶ一も書けぬ。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)