七箇ななつ)” の例文
つい昨夜ゆうべ、夜中はちっとばかり、すやすやしておいでだったそうですが、七箇ななつもかけた氷嚢が、しばらくの内に溶けますから、始終、氷を割りますが、また夜がふけると、四辺あたりへ響きまして
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
氷嚢ひょうのう七箇ななつでもう昼夜通していますんです。)
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)