“丁嚀”の読み方と例文
読み方割合
ていねい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供には親切村の人達にも丁嚀ていねい、それに何うして学力に於ては校長を遥かに凌いでいたので彼の評判は素晴らしかった。
入れて一時間余も煮ますが丁嚀ていねいにすると煮えた時肉を出してソース一合へ玉子の黄身を二つの割でツブツブの出来ないように混ぜてそれを裏漉しにして肉へ掛けます。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
そこで私は丁嚀ていねいに傷口を拡げて、水で奇麗に洗った。手拭で力委せに縛った。
牢獄の半日 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)