“丁原”の読み方と例文
読み方割合
ていげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呂布りょふの勇猛には、それに当る者もなかった。丁原ていげんも、十方に馬を躍らせて、董卓軍を蹴ちらし、大将董卓のすがたを乱軍の中に見かけると
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さあ。その儀は、如何したものでしょうか。ここ今日、思い起されるのは、彼がむかし、養父の丁原ていげんを殺害して、董卓とうたくに降って行きながら、またその董卓を裏切って、洛陽にあの大乱を
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いやいや。わしのいうのは足下の実父ではない。養父の丁原ていげんのことだ」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)