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一水
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いっすい
ふりがな文庫
“
一水
(
いっすい
)” の例文
けれど、敵の本城、稲葉山から遠い
飛領
(
とびりょう
)
などは斬り取りできても、さて
一水
(
いっすい
)
を隔てた斎藤家の本領は、さすがに
頑
(
がん
)
としたところがある。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一水
(
いっすい
)
西に渡ればこれ
嶹原
(
たうげん
)
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
だが、
一水
(
いっすい
)
の
彼方
(
かなた
)
は、三本木の
砦
(
とりで
)
、川並の砦、
杭瀬
(
くいせ
)
の砦、大垣の城地と、往来という往来、すべて敵の
要塞
(
ようさい
)
でないところはない。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大国の富強をあげてこの
一水
(
いっすい
)
を守りとしている。尾張の微勢では、正攻法で抜けるわけはなかった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこへ入ると、もう
蕭殺
(
しょうさつ
)
の気が肌に沁む。草むらに、
灌木
(
かんぼく
)
の中に、兵は銃列を
布
(
し
)
いて、身を屈している。槍隊は槍をにぎって、まだ何も見えない姉川の
一水
(
いっすい
)
をにらんでいる。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“一水”の意味
《名詞》
一筋の水の流れ。
一滴の液体。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“一水”で始まる語句
一水舎半丘