一峰ひとを)” の例文
なお、「あしひきの山鳥の尾の一峰ひとを越え一目ひとめ見し児に恋ふべきものか」(同・二六九四)の如き一首ともなっている。「一峰ひとを」と続き山を越えて来た趣になっている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)