一塩ひとしお)” の例文
彼女はその時偶然口にのぼった一塩ひとしおにした小鰺こあじの焼いたのを美味うまいと云ってしきりにめた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
もう一つは僕が母と同じように一塩ひとしお小鰺こあじを好いていたからでもある。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)