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ユルタ
ふりがな文庫
“ユルタ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天幕
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天幕
(逆引き)
正面すこしく上手寄りに、
成吉思汗
(
ジンギスカン
)
の
天幕
(
ユルタ
)
、垂れを掛けたる出入口あり。哨兵二名、その左右に立ち、一人はたえずその前を往復して警護す。
若き日の成吉思汗:――市川猿之助氏のために――
(新字新仮名)
/
林不忘
、
牧逸馬
(著)
眼下はるかに
塔米児
(
タミイル
)
、
斡児桓
(
オルコン
)
両河の三角洲。川向うの茫洋たる砂漠には、
成吉思汗
(
ジンギスカン
)
軍の
天幕
(
ユルタ
)
、椀を伏せたように一面に
櫛比
(
しっぴ
)
し、
白旄
(
はくぼう
)
、軍旗等
翩翻
(
へんぽん
)
として林立するのが小さく
俯瞰
(
ふかん
)
される。
若き日の成吉思汗:――市川猿之助氏のために――
(新字新仮名)
/
林不忘
、
牧逸馬
(著)
正面
成吉思汗
(
ジンギスカン
)
の
天幕
(
ユルタ
)
の外に、竿頭に白馬の尾を結びつけたる旗印を九本立て、その他三角形の小旗、槍、鼓、
銅鑼
(
どら
)
、楯などを飾る。上手下手、及び中央と、舞台三個処におおいなる篝火を焚く。
若き日の成吉思汗:――市川猿之助氏のために――
(新字新仮名)
/
林不忘
、
牧逸馬
(著)
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