“モノアラソ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ものあらそ
語句割合
霊争50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結婚の遂行は条件として、戦争とおなじく「霊争モノアラソひ」を要した古代には、名のり・ばひにすら、憤りを鎮めるうたが行はれたのである。
郷国では、神と神との「霊争モノアラソひ」に負けた神として、威力を失うても、他郷に出れば、新来イマキの神として畏れ迎へられるのである。どうしても、団体亡命の事情が具つて居た訣である。
「歌を以て判ずる歌」と序にあるのは、額田王以外の人々も、歌を以て主張したものと見る方がよいのである。「春秋モノアラソひ」の極めて古い形なのであつた。