“マリン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
海兵隊25.0%
商船25.0%
陸戦隊25.0%
麻林25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
男女国民総出陣の〈義勇隊兵役法案〉が通過したときも、草掻きの熊手で海兵隊マリンとやりあうチャンスにめぐまれることも、すこしもおそれていなかった。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
海兵隊マリン〉というのは、ガダルカナル以来、いろいろな意味であたしたちの関心をひいた異常な名詞だった。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ノルマン・レイ氏は、商船マリンサアヴィスの理事なのだ。連合国の汽船の動きを、脳髄のしわたたみ込んでいる人である。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
商船マリンサアヴィスの関係者を珈琲店カフェへつれ出して聞き出し、葡萄ぶどう酒の年号に託して通告したもので、同志のドイツスパイが給仕人にけていたるところの酒場、カフェ、料理店に住み込んでいた。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
そういえばガダルカナル島のアメリカの陸戦隊マリンは、毎日夕方の五時にピタリと戦争をやめ、ラジオをかけてビールを飲んでいたということだった。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「あの連中が日本で最初に見たモースーメさんにぜひインタヴュウしたいというんです。陸戦隊マリン第一師団の従軍記者で、大学を出た愉快なやつばかりです」
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
遠く勿魯漠斯ホルムス(Holumusze ペルシヤ)麻林マリン(Mualin? アフリカ?)祖法児ズファル(Dsuhffar アラビヤ)天方てんほう(“Beitullah”House of God の訳、メッカ、アラビヤ)
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)