“マリア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聖母57.1%
摩利亞14.3%
摩里阿14.3%
馬利亜14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わしたちはめいめいお彌撒ミサを三度ずつあげてもらおうじゃねえか。そして、御復活節になったら、一緒に*7ヴェルルの聖母マリア樣の所へ巡禮しようね。
後者は、三位一體説であるが、景教は、そうでない、隨つて基督の母たる摩利亞マリアを、神の母とは認めない、基督は、此の教徒の見解では、神の性質を解した人で、神そのものでない
大師の時代 (旧字旧仮名) / 榊亮三郎(著)
一念いちねん弥陀仏みだぶつ即滅そくめつ無量むりやう罪障ざいしやうと聞けど、わが如き極重悪人の罪を救はれざらむ事、もとより覚悟の前ぞかし。南無なむ摩里阿マリア如来によらい。南無摩里阿如来と両手を合はせて打泣き/\方丈に帰り来りつ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
また或処の小さい寺には、「雪の馬利亜マリア」という名なども附いていた。
リギ山上の一夜 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)