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マタドール
ふりがな文庫
“マタドール”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
仕止師
50.0%
闘牛士
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕止師
(逆引き)
仕止師
(
マタドール
)
は右手に
細身
(
ほそみ
)
の
剣
(
つるぎ
)
、左手に
赤布
(
ムレエータ
)
を拡げ、牛の前に突っ立ち、やっ! とばかしに襟筋に剣を突っ立てたがなかなか「突っ通し」というわけにはゆかない。
ノンシャラン道中記:06 乱視の奈翁 ――アルル牛角力の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
たちまち
桟敷
(
さじき
)
の上からもアーチの上からも拍手と口笛が湧き起こり、おのおの
贔負
(
ひいき
)
とする
仕止師
(
マタドール
)
の名を呼びかけるその声々、
円戯場
(
アレエヌ
)
の壁もために崩れ落つるかと思わるるばかり。
ノンシャラン道中記:06 乱視の奈翁 ――アルル牛角力の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
これが砂地のまん中に立ち止まると、会長席の前で
献辞
(
ブリンデア
)
を述べる
仕止師
(
マタドール
)
のように一声高く
吼
(
ほ
)
え立てたが、その声の素晴らしさというものはもっぱら大工場のサイレンかと思われるばかり。
ノンシャラン道中記:06 乱視の奈翁 ――アルル牛角力の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
マタドール(仕止師)の例文をもっと
(1作品)
見る
闘牛士
(逆引き)
同好の貴婦人たちと連日
闘牛場
(
コリダ
)
の
特等席
(
パレラス
)
に陣取って、夜はこれら
贔屓
(
ひいき
)
の
闘牛士
(
マタドール
)
たちを引き具して宴席を共にし、ほとんど家で晩餐なぞを取ったこともないのであった。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
マタドール(闘牛士)の例文をもっと
(1作品)
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