“トレロス”の漢字の書き方と例文
語句割合
闘牛士100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徒歩の闘牛士トレロスが十人、騎馬が六人、外に飾り立てられた騾馬が三頭、その傍には白に赤の装飾ある頭巾をかぶった男が二人ずつ付き添いながら。
闘牛 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
闘牛士トレロスたちに祝儀を出してやり、妻の友達たちを招いて連夜の饗宴を張り、おそらく瞬く間に、七、八百万ペセタくらいの金はつかい果してしまったであろう。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
他の闘牛士トレロスたちは遠く離れて、アレナの真ん中には猛牛とメフィストだけが対立している。どちらも突っかかろうと睨み合っている。危機の瞬間である。
闘牛 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
マタドル(仕止しとめ役)は闘牛士トレロスの中での主役で、第一の花形である。第一回のマタドルはオルテガだった。
闘牛 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)