“ポール”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
向桿50.0%
洞窟50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ニストリの向桿ポールもジアンドロの向桿ポールも見る間にそこにぶっ倒れて、くさむらから飛び出した野獣のように、狂気した二人が私のほうへとんで来た。
令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) / 橘外男(著)
先刻さっきから目標にして紅白の向桿ポールを立ててたたずませておいた土人のニストリが動揺して、経緯儀セオドライトを覗いている私の観測がどうしても付かなかった。
令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) / 橘外男(著)
この辺に多いといわれるバンタ毒蛇でも足もとにいたのかなと眺めているうちに、今度はさらに第二視標のジアンドロという土人の向桿ポールも烈しく震え出してきた。
令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) / 橘外男(著)
翁はそれを常識通り洞窟ポールだと思っていたようであるが、これも蘭法華高台のアフンルパㇽと同じく平地に掘った竪穴だったらしい。