“プロムナアド”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
散歩街16.7%
散歩道16.7%
街路進歩16.7%
街頭16.7%
遊歩道16.7%
遊歩道路16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海岸の散歩街プロムナアドでは巨人の椰子やしがあふりかのほうへ背伸びをしながら行列していた。化粧クリイムの浪へ樺色に焼けた海水着の女達が走り込んだり逃げかえったりしていた。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
散歩道プロムナアドをうろついていた Jupe-pyjama キャフェの派手な大日傘の下にいた Boléro さては海馬島の海馬のように砂浜に寝ころんでいた裸人種ニュディストに至るまで
が、スピイドのない享楽の狩猟、PEPを欠く狂噪、CHICの見られない街路進歩プロムナアド、何という神さまに忘れられた砂漠がハルビンであろう!
踊る地平線:01 踊る地平線 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
それは、大学の芝生で、街頭プロムナアドで、キャフェで、その他あらゆる近代的設備の場所で、降るともなく積もるともなく飛び交す、塵埃ごみのように素早い視線の雪だ。一番自由な、無責任な滑走が得られる。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
新流行ア・ラ・モードの品物を身体につけて遊歩道プロムナアドをブラブラ歩くのがエルマンスの仕事なのです
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
アヂヂ川をさしはさむアスファルトの遊歩道路プロムナアド、朝顔のやうな日傘の行列。
チロルの旅 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)