“ブラツク”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玄関番50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボーラスの玄関番ブラツクは、思はぬ失策をしてしまつて眼を白黒させながら思案したが、肚の中のパトリツクを殺すためには自分も死ななければならぬといふ手段てだてより他に、何んな考へも浮ばなかつた。
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
ブラツクは、その両眼を、パトリツクがその下を眼指して進路を運ばなければならないオリオン座の星のやうに輝かせて、巧みに誘き寄せた。
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)