玄関番ブラツク)” の例文
旧字:玄關番
ボーラスの玄関番ブラツクは、思はぬ失策をしてしまつて眼を白黒させながら思案したが、肚の中のパトリツクを殺すためには自分も死ななければならぬといふ手段てだてより他に、何んな考へも浮ばなかつた。
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)