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ヂカタ
ふりがな文庫
“ヂカタ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
ぢかた
語句
割合
地方
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地方
(逆引き)
其で、目あての獲物が脇の方へ廻る時分になると、対馬へなり、
地方
(
ヂカタ
)
へなり行つて、復そこで稼ぐ。壱岐のれふしだつて、やつぱりさうであつた。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
唄も楽器も踊りも、
地方
(
ヂカタ
)
で十分
芸道
(
ゲイタウ
)
化した時代であつた。特殊な伝統もない島の芸術は、皆、百姓と共に寄つて来た。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
伯耆の夜見島大根島などを夜見の国・根の国に聯想した先人の考へも、
地方
(
ヂカタ
)
から近きに過ぎる様に思はれるが、島を死の国と見た処は、
姑
(
しば
)
らく棄て難い。
古代生活の研究:常世の国
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
地方
(
ヂカタ
)
から伝はる唄を謳ふ位では、其が新しい音楽を孕み、文学を生み落す懸け声にはならなかつた。悲しんでも、其を発散させる歌もない心は、愈、瞳を黒くした。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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