“チョゴリ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上衣50.0%
繻衣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血まみれの上衣チョゴリバジ。繃帯で巻かれている細い胴。棒切れのような黒い足。繃帯の下から半ば目は閉じたまま血光り、鼻腔には綿が詰め込まれていた。
土城廊 (新字新仮名) / 金史良(著)
火光がてらてらと全身を隈取くまどりつつ照らしている。爺は静かに濡れた上衣チョゴリを脱いで背をちぢかめ、泥だらけの足袋ボソンをうんうん力んで脱ぎ取った。ばら銭が中からざらざらと藁の上に落ちて来るのだ。
土城廊 (新字新仮名) / 金史良(著)
血が繻衣チョゴリの袖を真赤に染めた
間島パルチザンの歌 (新字旧仮名) / 槙村浩(著)