“スヾ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬糞紙のらつぱは、更に大きくして光彩陸離たる姿と、スヾやかに鋭い声を発する舶来の拡声器を得た訣なのです。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
伏し目に半ば閉ぢられた目は、此時、姫を認めたやうに、スヾしく見ひらいた。輕くつぐんだ脣は、この女性ニヨシヤウに向うて、物を告げてゞも居るやうに、ほぐれて見えた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
伏し目に半ば閉ぢられた目は、此時、姫を認めたやうに、スヾしく見ひらいた。輕くつぐんだ脣は、この女性ニヨシヤウに向うて、物を告げてゞも居るやうに、ほぐれて見えた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)