“スペーシス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
25.0%
種保存25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されど、一面にはまたスペーシス保存の本能がある。恋愛である。生殖である。これがためには、ただちに自己を破壊しさってくやまない、かえりみないのも、また自然の傾向である。
死刑の前 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
この人は三次方程式を三項式と四項式との二種に区別し、その各種をそれぞれファミリーに別ち、各族をスペーシスに別けた。その各属は別々に論じたのであるが、しかし一種の一般方式プランに拠ったのである。
芸術と数学及び科学 (新字新仮名) / 三上義夫(著)
左れど一面には亦た種保存スペーシスの本能がある、恋愛である、生殖である、之が為めには直ちに自己を破壊し去って悔みない省みないのも、亦た自然の傾向である、前者は利己主義となり
死生 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)