“スプリング”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弾ね25.0%
弾条25.0%
弾機25.0%
発条25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
売物の黒円帽（くろまるぼう）をかぶって売物の煙管（きせる）をくわえたレクトル・エケクランツは弾ね（スプリング）のない売物の大椅子に腰を下ろして——つまり売物のひとつになり切って
踊る地平線：05　白夜幻想曲 (新字新仮名) ／ 谷譲次(著)
のみならず、それが弛（ゆる）んだ弾条（スプリング）のように不規則な弾縮をするから、そのつどに、加わってくる力が異なるという訳だろう。したがって、どの靴跡にも、一々わずかながらも差異が現われてくるのだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
その次第に外れる弾機（スプリング）や、その傾斜平面の組合せ等を案出してゐたのであつた。
卓上演説 (新字旧仮名) ／ 牧野信一(著)
槓杆（レーバ）……発条（スプリング）
作業機械 (新字新仮名) ／ 細井和喜蔵(著)