“ジユゴン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呪禁40.0%
呪言40.0%
儒艮20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほかひゞとは神人でもあり、芸人でもあり、呪禁ジユゴン師(毉)でもあつた。時には呪咀もし、奪掠もした。けれども、後代の意味の乞食者の内容を備へて来たのは、平安朝になつて後の事である。
此歌は、鹿・蟹の述懐歌らしいものになつて居るが、元は農業の、害物駆除の呪言ジユゴンから出て居る。
恐しいはぶは、山の神或は、山の口(クチか)として、畏敬せられ、海亀・儒艮ジユゴン(ざん=人魚)も、尚神としての素質は、明らかに持つてゐる。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)