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ザン
ふりがな文庫
“ザン”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
ざん
語句
割合
儒艮
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
儒艮
(逆引き)
併し今こそ
儒艮
(
ザン
)
が寄らなくなつたので、鱶を代りに用ゐる事にして居るのは事実だが、海亀は現に沢山居るのだから、其来なくなつた代りに使うたものとはうけとれぬ。
信太妻の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
津堅
(
ツケン
)
の島(中頭郡)では、島の六月の祭りを「うふあなの
拝
(
ウガン
)
」と言うて、其頃
恰
(
あたかも
)
寄り来る
儒艮
(
ザン
)
を屠つて、御嶽々々に供へる。其あまりの肉や煮汁は、島の男女がわけ前をうけて喰ふ。
信太妻の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
動物祖先を言はぬ津堅の島にも、曾ては
儒艮
(
ザン
)
に特殊な親しみを持つて居たらしい。
信太妻の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ザン(儒艮)の例文をもっと
(1作品)
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“ザン”の意味
《名詞》
鹿児島県奄美諸島と沖縄県八重山列島に伝わる半人半魚の妖怪。
(出典:Wiktionary)
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