“アックス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
氷斧50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お定まりの登山綱ザイル氷斧アックス角灯ランテルヌなどという小道具もさることながら一行のいでたちというものははなはだもって四分滅裂。
川岸かし椅子パンに坐って、しばらくは言葉もなく差し控えていると、その前を、氷斧アックスをかかえた三人連れの登山者が、談笑しながら登山鉄道の乗り場の方へ歩いて行った。
右手には氷斧アックス、左手には薬鑵、それでも足らずに首からは望遠鏡と肉ひき機械を吊し、洗濯板のように、高低ただならぬ凍った波頭の上を、漂うごとく流るるごとく、寒風の中に汗を流し
……先登テエト山案内ギイドは必死に岩鼻にしがみついていますが、もう三人を支える力がない……。最後クウの奴はしきりに足場トラアスを刻もうとしていますが、アックスは壁へ届きません。