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りらく
ふりがな文庫
“りらく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
籬落
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
籬落
(逆引き)
所詮は野人の
籬落
(
りらく
)
に見るべき花で、富貴の庭に見るべきものではあるまいが、我々の荒庭には欠くべからざる草花の一種である。
我家の園芸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
籬落
(
りらく
)
」という題がつけてある。
生垣
(
いけがき
)
で囲われた
藁
(
わら
)
屋根の家が、閑雅に散在している郊外村落の昼景である。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
導かれてそこに到れば、
長松大柏
(
ちょうしょうたいはく
)
は
森々
(
しんしん
)
と
屋
(
おく
)
をおおい、南国の
茂竹
(
もちく
)
、
椰子樹
(
やしじゅ
)
、紅紫の奇花など、
籬落
(
りらく
)
として、異香を風にひるがえし、おもわず恍惚と
佇
(
たたず
)
み見とれていた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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