“りゅうじょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
柳絮84.6%
竜女7.7%
龍女7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その拍子にふと見れば、こはそも如何いかに男は間違まがかたなく若旦那柳絮りゅうじょ、女はわが家に隠匿かくまったおそのではないか。しまった事をした。情ない事をした。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
あゝ、其のけんみねの雪の池には、竜女りゅうじょ姫神ひめがみおはします。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
また、菩薩心に達したものはかの龍女りゅうじょのごとく、八歳にして、もう壇に入ることをゆるされた。後白河法皇の大戒をうけられたのも、たしか、お十歳に満たぬうちであった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)