“らんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乱階33.3%
欄階33.3%
藍界33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽々しく事をげるのは慎まねばならない、天下の乱階らんかいとなることはおそれねばならない
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
曹操の部下は、その峻命にこたえて、一斉におどりかかり、たちまち、董承とうじょうばくをかけて、欄階らんかいにくくりつけてしまった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
然るにわたくしは頃日このごろいちけみして一小冊子を獲た。藍界らんかいの半紙二十六枚のマニユスクリイで、茶表紙の上にてふしたせんに「糾繩抄」の三字が題してある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)