“簽”の読み方と例文
読み方割合
せん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るにわたくしは頃日このごろいちけみして一小冊子を獲た。藍界らんかいの半紙二十六枚のマニユスクリイで、茶表紙の上にてふしたせんに「糾繩抄」の三字が題してある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
正岡先生はこの絵ハガキを『仰臥漫録』とせんした帳面に張りつけて朝な夕なにながめておられたのであった。
呉秀三先生 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)