トップ
>
らしやうもん
ふりがな文庫
“らしやうもん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
ラシヤウモン
語句
割合
羅生門
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羅生門
(逆引き)
「お前は、
羅生門
(
らしやうもん
)
河岸ばかり
漁
(
あさ
)
つて歩くから、素人衆の娘の良さを知らないのだよ。が、兎も角油斷がならない。俺はあの浪人者の大澤傳右衞門さんのところへ行つて見る」
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
昔「
羅生門
(
らしやうもん
)
」と云ふ小説を書いた時、主人公の
下人
(
げにん
)
の
頬
(
ほほ
)
には、大きい
面皰
(
にきび
)
のある由を書いた。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雨は、
羅生門
(
らしやうもん
)
をつゝんで、
遠
(
とほ
)
くから、ざあつと云ふ音をあつめて來る。夕闇は次第に空を低くして、
見上
(
みあ
)
げると、門の屋根が、斜につき出した
甍
(
いらか
)
先
(
さき
)
に、重たくうす
暗
(
くら
)
い
雲
(
くも
)
を支へてゐる。
羅生門
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
らしやうもん(羅生門)の例文をもっと
(7作品)
見る
検索の候補
らしょうもん