“らいき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
礼記64.3%
雷気28.6%
来磯7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いにしえより忠は宦成におこたり病いは小に加わり、わざわいは懈惰けだに生じ孝は妻子に衰うという、また礼記らいきにも、れてしかしてこれを愛すといえり
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
と、立ちすくみ、恐懼きょうくと共に全身は、なにか雷気らいきをふくむ黒雲の中にでも立ち暮れたような茫然を見せ
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夜になって、杉山が東京へ帰る挨拶に来た時、葬式のことは二人の郷里から身内が来磯らいきして後にやる旨を報告した。
(新字新仮名) / 富田常雄(著)