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よろひびつ
ふりがな文庫
“よろひびつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鎧櫃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鎧櫃
(逆引き)
「忠成め、飛んだ
食
(
くら
)
ひぬけと見えるて。」豊後守はそつとその弁当箱に触つてみた。箱は
鎧櫃
(
よろひびつ
)
ほど
持
(
も
)
ち
重
(
おも
)
りがした。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
杉之助は口を
緘
(
つぐ
)
みました。貧しい住居ですが、机も本箱も
鎧櫃
(
よろひびつ
)
も槍もあり、本箱にはむづかしい四角な文字の本が一パイ詰つて居る樣子が、ひどく平次を
頼母
(
たのも
)
しがらせます。
銭形平次捕物控:114 遺書の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
具足奉行
(
ぐそくぶぎやう
)
上田五兵衛は具足を分配する。鉄砲奉行
石渡彦太夫
(
いしわたひこだいふ
)
は
鉄砲玉薬
(
てつぱうたまくすり
)
を分配する。
鍋釜
(
なべかま
)
の
這入
(
はひ
)
つてゐた
鎧櫃
(
よろひびつ
)
もあつた位で、兵器装具には用立たぬものが多く、城内は
一方
(
ひとかた
)
ならぬ混雑であつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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