“よるじゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
夜中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕たちが折角せっかく夜中よるじゅうかかつて摘みあつめた抒情の匂ひも高踏の花も散らされて仕舞しまひます。
夏の夜の夢 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
「それや言えないさ。絶対秘密だからな、警察から堅く口止めされているんだ。それから小父さん、今夜はひとつ夜中よるじゅう起きていてもらいたいんだがなア、犯人が掴まると直ぐ警察から呼出しが来ると思うから——」
鳩つかひ (新字新仮名) / 大倉燁子(著)