“よしさだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
義貞66.7%
義定11.1%
吉定11.1%
能定11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はしばしば京師に献言せり、彼は萩藩府に勧告せり、彼は孝明天皇に向って後醍醐ごだいごたらんことを希い、藩主に向って義貞よしさだ正成まさしげたらんことを望めり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
と仰せられたので、まず義経が名乗り、ついで安田三郎義定よしさだ、畠山荘司次郎重忠、梶原源太景季、佐々木四郎高綱、渋谷右馬允重資しぶやのうまのじょうしげすけがつぎつぎに名乗った。
伴う人々は安田三郎義定よしさだ、大内太郎惟義これよし、村上判官代康国やすくに、田代冠者信綱などがあり、侍大将には土肥次郎実平、三浦介義澄、畠山庄司次郎重忠、和田小太郎義盛、佐々木四郎高綱、熊谷次郎直実なおざね
また、妻の弟の木下吉定よしさだも。それにつながる親族たちも。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
公卿では花山院師賢もろかた、あぜちの大納言公敏きんとし、北畠具行ともゆき、侍従の公明、別当実世さねよ烏丸からすま成輔なりすけ、さえもんのかみ為明ためあき、左中将行房、ちぐさ忠顕ただあき、少将能定よしさだ
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)