“よしあきら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
義詮83.3%
義明16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これより先、足利尊氏は、京都に於てほしいまゝに幕府を開き、征夷大将軍と称し、子義詮よしあきら、孫義満相次いで政権を握つた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
かと思えば、高度の大熱に、こんこんとして、「基氏もとうじか、何しに来た?」と譫言うわごとに言ったり、また「筑紫つくしはどうした、義詮よしあきらはまだ返らんか」
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
烏帽子のあつらえ手は相州そうしゅう衣笠の城主で三浦介源義明よしあきらであることを家来は説明した。三浦介は上総介かずさのすけ平広常と共に京都の守護として、このごろ坂東から召しのぼられたのであった。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)