“ようりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
要領66.7%
雍涼13.3%
楊陵6.7%
容量6.7%
陽陵6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「年寄のようなところがあると思うと、子供のようなところもあります。男のような女のような、全く要領ようりょうを得ない顔です」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
魏の大将孫礼が、雍涼ようりょうの勢を新たに二十万騎募って、郭淮かくわいと共に剣閣へ猛攻してきたというのである。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「城中に入って、楊陵ようりょうによく利害を説き、夏侯楙かこうも生擒いけどってくだり給え。それは貴公のみならず親友の為でもあろう」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
楊阜ようふの族弟で、楊陵ようりょうといい、私とも兄弟のようにしていました」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
戦争末期の物量ぶつりょう不足で、ほんの僅かなものを、しかも一定容量ようりょうの制限で、夜おそくまで準備している母親の様子を見ると、さすがに私のような呑気者のんきものもしんみりしてくる。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
天漢元年に蘇武が北へ立ってからまもなく、武の老母が病死したときも、陵は陽陵ようりょうまでその葬を送った。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)