“ようしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
楊朱66.7%
妖酒33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『説苑』七に楊朱ようしゅが梁王にまみえて、天下を治むる事これたなごころめぐらすごとくすべしという。
シナにありても楊朱ようしゅのごときは唯物説なり。その言に曰く
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
法網ほうもうをくぐるために、酒瓶さかびんの如きも普通のウイスキーの壜に入れ、ただレッテルの上に、玄人くろうとでなければ判らない目印めじるしを入れてある。こうした妖酒ようしゅのあることは君にも判るだろう
地獄街道 (新字新仮名) / 海野十三(著)
私には何もかも判った。実に辻永は例の妖酒ようしゅを自分が飲んでしまったのだ。
地獄街道 (新字新仮名) / 海野十三(著)