“ゆりこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
百合子75.0%
幽里子25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「君江さんは全く徹底しているわ。」とダンス場から転じてカッフェーに来た百合子(ゆりこ)というのが相槌(あいづち)を打つと、もとは洋髪屋(ようはつや)の梳手(すきて)であった瑠璃子(るりこ)というのが
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
お延のすぐ前に坐っていた十四になる妹娘の百合子(ゆりこ)は左利(ひだりきき)なので、左の手に軽い小さな象牙製(ぞうげせい)の双眼鏡を持ったまま、その肱(ひじ)を、赤い布(きれ)で裹(つつ)んだ手摺(てすり)の上に載(の)せながら、後(うしろ)をふり返った。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「署名をして下さいませんか、——幽里子(ゆりこ)と——幽はかすかという字、里はさとという字、宛名は要りません、私が書きますから」