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ゆきわらす
ふりがな文庫
“ゆきわらす”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雪童子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪童子
(逆引き)
赤い
毛布
(
ケット
)
を
被
(
かつ
)
ぎ、「カリメラ」の
銅鍋
(
どうなべ
)
や青い
焔
(
ほのお
)
を考えながら雪の高原を歩いていたこどもと、「
雪婆
(
ゆきば
)
ンゴ」や
雪狼
(
ゆきオイノ
)
、
雪童子
(
ゆきわらす
)
とのものがたり。
『注文の多い料理店』新刊案内
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
雪童子
(
ゆきわらす
)
は笑ひながら、も一度ひどくつきあたりました。もうそのころは、ぼんやり暗くなつて、まだ三時にもならないに、日が暮れるやうに思はれたのです。
水仙月の四日
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
雪童子
(
ゆきわらす
)
は笑いながら、も一度ひどくつきあたりました。もうそのころは、ぼんやり暗くなって、まだ三時にもならないに、日が
暮
(
く
)
れるように思われたのです。
水仙月の四日
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「しゆ、あんまり行つていけないつたら。」雪狼のうしろから
白熊
(
しろくま
)
の毛皮の三角帽子をあみだにかぶり、顔を
苹果
(
りんご
)
のやうにかがやかしながら、
雪童子
(
ゆきわらす
)
がゆつくり歩いて来ました。
水仙月の四日
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「しゅ、あんまり行っていけないったら。」雪狼のうしろから
白熊
(
しろくま
)
の毛皮の三角
帽子
(
ぼうし
)
をあみだにかぶり、顔を
苹果
(
りんご
)
のようにかがやかしながら、
雪童子
(
ゆきわらす
)
がゆっくり歩いて来ました。
水仙月の四日
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
雪童子
(
ゆきわらす
)
は革むちをわきの下にはさみ、堅く腕を組み、
唇
(
くちびる
)
を結んで、その風の吹いて来る方をじつと見てゐました。
狼
(
おいの
)
どもも、まつすぐに首をのばして、しきりにそつちを望みました。
水仙月の四日
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
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