“ゆきやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雪山66.7%
雪堆33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芳衛さんは揺椅子ゆりいすのなかへ沈みこみ、トクさんは寝室のはしへ腰をかけ、鮎子さんとおしゃまのユキ坊やは、しんとした夜の雪山ゆきやまを眺めながらためいきをついていた。
行き暮れて月に宿らむ雪山ゆきやまさびしき空に杜鵑ほととぎす
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
あづまなる八咫やたの鏡を雪山ゆきやま阿耨達池アノクタいけに見るは嬉しも
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
橇が引繰り返って投げ出された機みに、雪堆ゆきやまの中へ真逆様に顔を突込むときは、また一段と壮快だ。それから起き上ると身体じゅう真白で髭には氷柱が下っている。
グーセフ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)