“ゆがま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
湯釜60.0%
湯鑊20.0%
湯鑵20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切炉(きりろ)で手がすべって湯釜(ゆがま)を転覆させたとき、ちょうどあやが火箸を取ろうとしていて、その右手の先へ熱湯がもろにかぶってしまったのだ。叫び声をあげたのは脇にいた母のたえであった。
十八条乙 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「これは勇士の首であるから、この儘(まま)にして置いては祟(たた)りをなすかも知れません。湯鑊(ゆがま)に入れて煮るがよろしゅうござる」
彼は、湯鑵(ゆがま)に新しく水をいれて来て火鉢に炭をつぎ添へてかけた。彼は水にやかましかつた。近所の井戸のものには腥気(せいき)があるとか、鹹気(かんき)があるとかいつて用ひなかつた。
上田秋成の晩年 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)