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ゆがま
ふりがな文庫
“ゆがま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
湯釜
60.0%
湯鑊
20.0%
湯鑵
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯釜
(逆引き)
切炉
(
きりろ
)
で手がすべって
湯釜
(
ゆがま
)
を転覆させたとき、ちょうどあやが火箸を取ろうとしていて、その右手の先へ熱湯がもろにかぶってしまったのだ。叫び声をあげたのは脇にいた母のたえであった。
十八条乙
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ゆがま(湯釜)の例文をもっと
(3作品)
見る
湯鑊
(逆引き)
「これは勇士の首であるから、この
儘
(
まま
)
にして置いては
祟
(
たた
)
りをなすかも知れません。
湯鑊
(
ゆがま
)
に入れて煮るがよろしゅうござる」
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ゆがま(湯鑊)の例文をもっと
(1作品)
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湯鑵
(逆引き)
彼は、
湯鑵
(
ゆがま
)
に新しく水をいれて来て火鉢に炭をつぎ添へてかけた。彼は水にやかましかつた。近所の井戸のものには
腥気
(
せいき
)
があるとか、
鹹気
(
かんき
)
があるとかいつて用ひなかつた。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
ゆがま(湯鑵)の例文をもっと
(1作品)
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