“やりだま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
槍玉76.9%
鎗玉23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言はざれば主税之助は彌々いよ/\怒り此奴こやつ勿々なか/\澁太しぶとき女なり此上は槍玉やりだまあげて呉んずと云ひつゝ三間の大身の槍を追取さや
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それでも頑強がんきょうに応じないと、あとから立つ人の演説の中で槍玉やりだまにあげられる。迷惑な事である。
路傍の草 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「では御勝手になさるがいいでしょう。あなたはまっ先に鎗玉やりだまにあげられますよ。」