“やながわせいがん”の漢字の書き方と例文
語句割合
梁川星巌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ宇内うだい生産的の境遇と平民主義の大勢とはわが幕府を駆りわが井伊大老を駆り、わが水戸烈公・藤田東湖を駆り、わが佐久間、吉田諸氏を駆り、わが梁川星巌やながわせいがんを駆り、わが横井小楠翁を駆り
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
一たび幕府の倉吏となったが、天保の初梁川星巌やながわせいがんが詩社を開くに及びこれに参し、職を辞して後放蕩ほうとうのため家産を失い、上総かずさ東金とうがねの漁村に隠棲いんせいした。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
八月、家茂いえもち将軍となる〔昭徳公〕。一橋党ことごとく罪せらる。八月、密勅みっちょく水戸に下る。九月、間部詮勝まなべあきかつ京都に入る。梁川星巌やながわせいがん死す。梅田、頼その他の志士ばくくもの前後相接す。十一月、松下義塾血盟。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)