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やといばあ
ふりがな文庫
“やといばあ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雇婆
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雇婆
(逆引き)
で、布団を胸へかけ、静かに
睡
(
ねむり
)
へ入ろうとした。すると襖がひっそりとあいて、
雇婆
(
やといばあ
)
さんが顔を出した。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
お勝手の方でゴトゴトやっている六十がらみの
雇婆
(
やといばあ
)
さんに訊いても、その言葉に嘘はありません。
銭形平次捕物控:122 お由良の罪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
小鍋立
(
こなべだて
)
というと洒落に見えるが、何、無精たらしい
雇婆
(
やといばあ
)
さんの
突掛
(
つッか
)
けの膳で、安ものの中皿に、
葱
(
ねぎ
)
と
菎蒻
(
こんにゃく
)
ばかりが、
堆
(
うずたか
)
く、狩野派末法の山水を見せると、
傍
(
かたわら
)
に竹の皮の
突張
(
つッぱ
)
った
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やといばあ(雇婆)の例文をもっと
(9作品)
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